第一回 クラブ・パーチェス報告

10月27日(月)に、第一回クラブ・パーチェスが開催されました。
「パーチェス(Purchase)」は、あるメンバーがアメリカに住んでいたときの地名です。自然がいっぱいで、みんな優しい街。鹿は飛び跳ね、スカンクやウサギは走り回り、ニューヨークなのにこんな素敵なところがあったんですね。
Purchaseは、コミュニティをとても大切にしていて、皆で楽しもう、笑顔を絶やさず仲良くしよう!が、街の標語のようでした。
みんなで楽しむにはぴったりの名前だと思います。
メンバーの中で、特技を持っている人が講師になって、毎回何か楽しみながら身につけようという目的で作られました。
(purchaseという単語自体、努力して得る、 という意味もあります。)

 記念すべき第一回は、英国式フラワーデザイナーの資格を持っているメンバーが、寄せ植えの講習をするというものでした。今までガーデニングの経験はあっても、枯らすばかりという人に希望の光を与える講座。とにかく、誰が植えても成功するという簡単な方法だというので、私は半信半疑で参加しました。
持ち物は、直径25センチ以上、高さ30センチ以上の植木鉢。その他には、軍手やシャベル、新聞紙など。土や球根や苗は講師が調達してくれたので助かりました。

さて、講座の始まりです。お天気が良かったので屋外で。最初に石や瓦のかけらなどを植木鉢の底に敷き、土と、球根を交互に入れていきます。最初に大きな百合の球根、その次はチューリップ、そしてムスカリを埋めたあとにパンジーの苗を植えます。パンジーの根が張ることで、霜による球根の腐りを防ぐ働きがあるそうです。
チューリップ、ムスカリの順に咲き、最後に大きな百合が花開くという説明を受け、もう心は半年後へ。植え替えをしなくても、何年も(講師の確認したところでは7年)咲き続けるということでした。


球根たちの開花が楽しみですね。

 講座は助手を務めるもう一人のメンバーの活躍もあり、スムーズに、問題なく進んでいきました。
最後に黄色いパンジーを3株、固まりになっている根をほぐして植えました。(それから1週間過ぎましたが、パンジーのつぼみが次々と開き、すっかり根付いています。適当に雨が降って、日当たりのよい場所に置いたのもよかったようです *写真)。
その後、屋内に会場を移し、お茶とお菓子でおしゃべりを楽しみました。

(reported by H.M. 2003)

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 次回は、11月17日にクリスマス・クッキーハウス作りが開催されます。メンバーへは、連絡網で次回の案内がされます。楽しみですね。
クラブ・パーチェスは、基本的にメンバー向けの講座です。入会を考えていらっしゃる方はお気軽にお問い合わせください。


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